★『桑島秀樹(広島大学教授)(渋高昭和63年卒)/ 『司馬遼太郎 旅する感性』(京都:世界思想社)を刊行案内★

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桑島秀樹さんの書籍の説明(※著者・桑島さんからの新刊書籍紹介メールより抜粋): この2月末に、3冊目の単著(新刊単行本)、桑島秀樹『司馬遼太郎 旅する感性』(京都:世界思想社)を刊行する運びとなりました。 奥付の出版日は3月20日刊行となっていますが、各地の書店店頭には、この週明け2月末〜3月初旬には並びます。群馬では、前橋・煥乎堂さん や渋川・正林堂さんなどにすぐに入るはず。 また、2月29日あたりの朝日新聞・朝刊一面下の書籍広告(サンヤツ広告)欄を皮切りに、やはり3月はじめまで、京都、読売、毎日などでも 宣伝が出る予定です。 3月半ば頃には、朝日新聞の運営する「じんぶん堂」という書籍紹介サイトに、私自身が綴った書籍紹介エッセイも載る予定です。 本の内容は、司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズ(アイルランド・オランダ・アメリカ、近江、朝鮮半島、芸備、信州など)のなかに、 その独自の「感性」のあり方=独特の歴史風景を看取する方法を読み取りつつ、具体的な訪問先についてオリジナルな解説を加えていく というものです。 そして、じつはそこに、私オリジナルの北関東篇として、「司馬の見残した火山の風土」と銘打って、「群馬・渋川金島のみち」 という群馬(特に、渋川)をあつかう紀行を入れております。ここでは、私が慣れ親しんだ渋川・金島地区の自然地理の状況、 古代の製鉄・馬匹文化(金井遺跡群の話なども)、江戸天明の浅間噴火(浅間石の話なども)、三国街道の宿場(渋川・金井・南牧・北牧・横堀)のことなども織り込んでいます。 店頭等で内容をご確認いただき、地元群馬を「感性=美学」ないし「歴史風景論」から読み解いた、渋川生まれの渋高卒業生の書籍、 ということでご周囲の方々に紹介いただけますと幸甚です。特に、渋高卒業の同窓会の皆さんはむろんのこと、現役在校生など若者たちにも読んでいいただきたく、書きぶりも、それなりにリーダブルにしたつもりです。 私としては、司馬の歴史小説ファン、地元郷土史・考古学ファンにも歓んでいただけるとうれしい限りです。

桑島秀樹(くわじま・ひでき)プロフィール 1970年3月群馬県渋川市生まれ。現在、広島大学大学院総合科学研究科(2020年4月より大学院人間社会科学研究科)教授。博士(文学)。 専門は美学芸術学・感性哲学・文化創造論。群馬県立渋川高等学校卒業。大阪大学文学部(美学・文芸学)卒業。 同大大学院文学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員PDを経て、2004年4月より広島大学総合科学部助教授。 2011年4月〜12年3月トリニティ・カレッジ・ダブリン(アイルランド共和国)にて客員研究員。2016年2月より現職。 この間、大阪工業大学、甲南大学、島根大学、大阪大学、京都大学などで非常勤講師。 主著に、『崇高の美学』(講談社選書メチエ、2008年)、 『生と死のケルト美学――アイルランド映画に読むヨーロッパ文化の古層』(法政大学出版局、2016年、第14回木村重信民族藝術学会賞)、 『バーク読本――〈保守主義の父〉再考のために』(共編著、昭和堂、2017年)などがある。